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「武蔵 円明の光」 好村兼一著 [本]

 行くのか武蔵」の続編。これぞ好村兼一氏が書きたかった、小次郎との一戦からの、その後の”武蔵”です。武芸者といわず「兵法者」である武蔵の面目躍如です。造園、書、絵画、彫像などすばらしい成果を残した武蔵の一面を題材に書かれているわけであるが、養子「三木之助兄弟」はじめ「伊織」について、武蔵がはたした役割とともに作者の仮説が構成されています。都市計画にも才があったようで、城造りどころか街造りにも才能を発揮したことを描いています。確かに作者が書きたかったように晩年の武蔵はすばらしいものを残していたようです。前作を読んだ方はきっとこれも読んでおられるとは思います。こちらのほうが話としては面白いようで・・・。


武蔵 円明の光

武蔵 円明の光

  • 作者: 好村 兼一
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2010/12/21
  • メディア: 単行本



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